嵐山占い処・泰 りかの四柱推命占いを簡単に
今回は・十干の性情・「甲」についてまとめてみました。
甲木は大地に深く根を下ろし、天に向かって真っすぐに伸びること。
末永く、太く・高く成長するのが理想の姿です。
丙(ひのえ)の太陽の光熱と適度な癸(みずのと)水の雨や井戸水の潤いがあって、寒暖の調和がとれていることが大切です。
そして、根を守る戊・己の土があれば、安定した環境で育つことができる、となります。
甲木が成長するためには、庚・辛の金に剋されることを嫌います。
しかし、枝葉が茂りすぎる時は、庚・辛の刃物で剪定することによって、棟梁の材木となり、高級建築材や有名な庭園の鑑賞に堪える樹木となります。
また、庚金を丁火で鍛えるようであれば、なお、佳ともなります。
甲木に特に大切な干支
丙の太陽の光熱。
癸の雨露の潤い。
庚の刃物の剪定
甲日生まれの人
大人しく、言葉少なく寡黙の傾向
真面目な性格で、研究心が旺盛。
身旺の人は、新しいものが好き。
身弱の人は、遠慮がちに見えても、最後はしっかりと入ってくる。
甲木の開運方法
甲木は、たくさんの人から仰ぎ見られることによって、運が良くなります。
丙の太陽があれば、末永く成長を続ける。
しかし、乾いた土は、根が抜けやすい。
天干にある星は、誰がみてもわかる性格。
地支にある星は、内面とみる。
甲木日干の人で、戊・己が天干にある時は、恋愛型。
木の人には、金の星は天干にあって欲しくない。
地支なら、良い人に出会う可能性が高い。
甲木に、寅・卯の根があって、しっかりとしている時、」信念をもっている人とみる。
庚・辛金の剪定は、春と夏の季節は良いが、秋・冬は根が切られると想像し、振り回されるなど、精神的の辛い傾向。
丙の太陽は、甲木にとって、上司と想像する。
甲木からみた通変星は、「食神」となり、洩気の関係ですが、丙補太陽は上司とする。
これは、上司に可愛がられること、上司と食事をするなど、積極的にコミュニケーションをとることによって、出世が早くなる。。
例えば、上司と」ランチ・お昼ご飯を食べて、話を聴いてあげるなど。
用神があっても、道筋を通らないと、運は入り込まない。
命式例・2月・初春の甲
時 日 月 年
丁 甲 甲 癸
卯 申 寅 卯
強木の命
木を洩らす星・丁火があるのが良い。
丁火があるので、人に思いやりがある。
癸」水があるので、言ってきかせたらわかってくれる。
土がない。
妻を大事にしない、エゴイストの傾向が想像される。
申気があって、金剋木となることは、幸いです。
命式例・6月・真夏の甲
時 日 月 年
丁 甲 甲 丙
卯 戌 午 寅
寅午戌の三合火局して、傷官が発達。
諦めが早い傾向ですが、欲望は強い。
命式例・5月・初夏の甲
時 日 月 年
丁 甲 己 己
卯 戌 巳 巳
甲と己は2対1の干合・妬合する。
甲木は卯に通根しているため、従財格とはなりにくい。
土の大過
水星が無く、潤いが無いので自分の気持ちを分かって欲しい、感情のコントロールが下手。
誰でも良いので助けてくれる人、優しい人に弱い。
水星が枯れているので、借金を背負わされる。
父親がたくさんいる?母親が再婚?
女性なら、援助交際。
従財格の確認
・一般より、恵まれた環境になっているか?
・良いところにお嫁にいくか?
・守ってもらえる環境か?
・あまり努力することなく、良い環境にいる、良い環境を与えてもらうのが、従財格・外格となる。
命式例・12月・冬の甲
時 日 月 年
癸 甲 壬 壬
酉 辰 子 申
甲辰(きのえたつ)
辰土は4月の土ですから、」環境が良い。
男性は、包容力のある、頼りになる妻
甲木は、辰土の蔵干に通根しているのがさいわい。
甲木は辰土・戊を剋して栄養をもらう、現実をつかみ取る関係。
申子辰の三合水局して、壬水のエネルギーが強い。
甲と壬は、塩水の関係となり、良くない。
水の大過
水は甲木からの通変星は印星となり、悪知恵が働く。
甲木から水の通変星は印星となりますが、冬に傾く時は凶と想像され、策略を考える。
また、自分を責めるようになり、精神的に落ち込みやすい傾向。
夏月・季節の壬は、塩水ではなく、素晴らしい発想・豊かな想像力となる。
身弱・お金に振り回される。
人の代わりに借金を背負う。
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