忠臣蔵と大石内蔵助にゆかりの京都の神社仏閣と12月14日の行事

公開日: 


12月14日と言えば、赤穂浪士四十七人による吉良邸討ち入り、「忠臣蔵」が思い浮かびます。
毎年12月14日には、山科の大石神社周辺の「義士まつり」や、三十三間堂近くの法住寺では「義士会(ぎしえ)法要」が行われています。

主君・浅野内匠頭(あさのたくみのかみ)の仇討ちのため、大石内蔵助は、赤穂から京都の山科に引っ越して1年半ほど過ごします。
討ち入りを決行するため江戸に出発するまでの1年半ほど、どんな思いで過ごされたのでしょう?

大石内蔵助が、主君の敵を討ちたいという熱い思いを胸の奥に秘めながら過ごした京都には、赤穂浪士ゆかりの品や密会に使われた場所や、討ち入りの成功を祈願しにお参りされたであろう神社などが残っています。
大石内蔵助を偲びながら、ゆかりの地を巡ってみたいと思います。

スポンサードリンク

忠臣蔵と大石内蔵助にゆかりの京都

それでは、京都駅から出発して、一番近い来迎院にお参りしましょう。

来迎院(らいごういん)

京都駅から市バス208に乗って10分ほどの 「泉涌寺道バス停」で降り、10分ほど歩きます。

「来迎院」には、大石内蔵助が建てた茶室・「含翠軒(がんすいけん)」が残っています。
来迎院(らいごういん)は、皇室の菩提寺となっている泉涌寺(せんにゅうじ)の塔頭(たっちゅう)のひとつです。
今熊野観音寺に向かう道の右側に来迎院への入口の看板があります。

大石内蔵助は、親族である来迎院の僧・卓厳に頼んで、京都の山科に引っ越しとともに、来迎院の檀家になっています。
大石内蔵助は境内に湧き出す名水を大変気に入って、茶室・「含翠軒」を寄進したのですが、この茶室で討ち入りの秘策を考えたり密会していたと伝えられています。

住所:東山区泉涌寺山内町33
拝観時間:9:00~17:00
拝観料:300円
お抹茶:400円

法住寺(ほうじゅうじ)

来迎院から少し距離がありますが20分程歩くと三十三間堂向かいに法住寺があります。
大石内蔵助は法住寺(ほうじゅうじ)で、討ち入りの成功を祈り、同士との連絡場所にも使っていたと伝えられます。

討ち入りの日の2016年12月14日は、10時半より島原・菊川太夫よる太夫道中が奉納や義士会(ぎしえ)法要が行われており、 献茶会の後は舞妓さんのお点前によるお茶会や討ち入りそば(そば+お茶で¥1200)の接待がされます。

法住寺(ほうじゅうじには四十七士と浅野内匠頭の木像が安置されています。
本尊の不動明王は「身代わり不動」と言われています。

法住寺(ほうじゅうじ)
住所:東山区三十三間廻り町655
拝観時間:9:00~16:00
拝観料:300円

円山公園(まるやまこうえん)

赤穂藩医・寺井玄渓の「夢」の碑が円山公園にあります。
食事処・東観荘の前の石段を下がったところなんですが、ちょっと分かりにくい場所ですが、石碑の奥には老舗料亭「左阿弥」があります。

内蔵助達の切腹を知り、「人生ははかない夢のようだ」と嘆き、近くの岩に「夢」の字を彫ったそうです。

住所:東山区東大路四条東入る
時間・料金:園内自由

長楽寺(ちょうらくじ)

長楽寺は八坂神社の裏手、円山公園の近くにあります。
平清盛の娘で高倉天皇の中宮・建礼門院徳子が落飾した寺として有名ですが、長楽寺の墓地には赤穂藩医・寺井玄渓が眠っています。
寺井玄渓は、円山公園の近くで町医者を開きながら、大石内蔵助たち赤穂浪士を支えていたと伝わっています。
赤穂浪士達による討ち入り後は義士の遺児達の面倒も見たという面倒見の良い優しい人柄の町医者だったようです。

スポンサードリンク

住所:東山区八坂鳥居前東入円山町626
TEL:175-561-0589
拝観料:400円
拝観時間:9:00~17:00

一力亭(いちりきてい)

八坂神社から四条通の左側を南座に向かって歩いていくと、祇園歌舞練場に向かう道へ入る東南角に赤壁の建物があります。
独特の雰囲気というか風格を持つこの建物が、歌舞伎「仮名手本忠臣蔵」で大星由良之助(大石内蔵助がモデル)が通ったとされる「一力亭」です。
内蔵助が実際に遊んだとされている場所は伏見の遊郭「よろずや」というお茶屋さんだったそうですが、華やかな歌舞伎には似合わないようで、一力亭の場面になっています。

一力亭は祇園のしきたりで、「一見さんおことわり」のお店ですから、紹介がないと入ることが出来ませんが、現在も営業されています。

住所:東山区花見小路四条下ル

大石神社(おおいしじんじゃ)

大石神社へは四条河原町から京阪バスで山科の「大石神社前」で下車します。

大石神社はその名前の通り大石内蔵助を祭神とする神社です。
討ち入りをした12月14日には、毘沙門堂から大石神社まで四十七士に扮した義士列が歩く「義士まつり」が開催され、 行列が大石神社に到着するのは午後2時半頃です。

大石神社には、赤穂浪士の人柄が偲ばれる書が展示されていたり、映画やドラマなどで大石内蔵助を演じた俳優達のパネル写真が並ぶ宝物館があります。

住所:山科区西野山桜馬場116
TEL:075-581-5645
拝観時間:9:00~16:00
宝物館拝観料:200円(境内自由)

岩屋寺(いわやでら)

大石神社から竹林の道を通り「大石内蔵助遺髪塚」の石碑を脇に見ながら進んで行くと、ホン近くに岩屋寺があります。

岩谷寺の辺りは主君・浅野内匠頭が切腹してから約1年間、内蔵助が隠棲していた土地です。
岩屋寺の本堂には、大石内蔵助の持念仏だと言われる秘仏の不動明王像が祀られており、浅野内匠頭と四十七士の位牌や内蔵助の肖像画、手紙、討ち入りの時に着た鎖襦袢なども所蔵されています。

住所:山科区西野山桜ノ馬場町96
TEL:075-581-4052
拝観料:300円
拝観時間:9:00~17:00

瑞光院(ずいこういん)

「瑞光院」は赤穂浪士・四十七士の主君・浅野家の菩提寺です。
「瑞光院」の境内の奥には浅野内匠頭(あさのたくみのかみ)の墓と、四十六士の遺髪塔と、内蔵助と義士達の墓碑が並んでいます。
四十六士となっているのは、討ち入り後に姿を消したためにいろんな憶測されている人物、、寺坂吉右衛門が入っていないからです。
浅野内匠頭の墓は大石内蔵助が内匠頭が愛用された短刀と衣冠を埋めて建立した墓だそうです。

住所:山科区安朱堂ノ後町
拝観時間:9:00~16:00
拝観料:境内自由

山科は大石内蔵助が主君の無念を晴らすために仇討ちをどんなふうにしようかと策を練った土地です。
主君のために命を懸けて仇討ちをしようとしていた赤穂浪士の四十七人に想いを馳せながら歩く京都もまた、格別と思います、

__________________________________


___________________________________

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

スポンサードリンク

シェアありがとうございます

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket

Your Message

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

次のHTML タグと属性が使えます: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <strike> <strong>

PAGE TOP ↑