薬膳粥は血液の循環や便秘そしてお肌のケアと健康維持に効果あり


薬膳粥というのをご存知ですか?
1月7日の朝に食べる日本の行事食、七草粥は食べたことあります?

春の七草を入れた塩味のお粥なのですが、新しい一年の無病息災を願って食べるのが習わしとなって伝わっていますが、お正月の祝い膳や祝い酒などで暴飲暴食して弱った胃を休める為でもあります。

お粥のイメージは、風邪をひいたときやお腹が痛い時など病気で寝込んだ時に食べるというかんじですが、毎日の生活を健康に過ごすために、 「お粥」は薬膳を取り入れるのに最も簡単な方法のひとつなんです。

ということで、今回は、「薬膳粥」に使われる穀物の薬効について

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薬膳粥の効果

薬膳の本場・中国ではお粥は「軽めの主食」や「飲み物として」日常の食卓にあがることが多く、 「薬膳粥」に使う穀類もとても豊富です。

普段食べる白米の他にも 「もち米」「玄米」「黒米」「あわ」「ひえ」「きび」「とうもろこし」など 、いろんな種類の穀類が使われます。

それぞれの穀類に薬効があり、その薬効を活かして多種多様な「薬膳粥」が食べられています。

「薬膳粥」には、胃腸をいたわる、体を温める、目のケアやお肌のケア、風邪に 便秘に産後のケアなど、目的によってレシピもたくさん出回っていますので、 手軽につくることができますし、「薬膳粥」におかずをプラスすれば、立派な食事になります。

お粥に使う穀類と効果

✩・玄米

稲のもみ殻を外して、ぬか層と胚芽部分を残した米で、主成分は糖質、たんぱく質は質が良く、ぬか層に食物センイが多く、胚芽部分にはビタミンB群が豊富。

✩・黒米

紫黒をしていて、色素はポリフェノールの一種のアントシアニン、薬膳料理によく使われるため、「薬米」とも言われている。 主成分は糖質、黒い色素のアントシアニンには抗酸化力があり、動脈硬化やがん予防に効果がある。

✩・あわ(粟)

黄色の種子を食用とする。日本にはイネよりも早く伝来したといわれている。生育期間が短く温暖な乾燥した土地で栽培できる穀物なので、救済作物として利用されていた。うるち種ともち種がありますが、食べやすいのはもち種。

マグネシウムや鉄分を豊富に含み、カルシウム、カリウム、亜鉛などのミネラル類も多く食物繊維も含まれている。ビタミンB1が多く含まれ、疲労回復に効果がある。

✩・きび(黍)

あわよりも粒は大きく、卵のようなコクのあるお味できび団子の材料。うるち種ともち種に別れ、きび団子はもち種で作られる。あわと同じく、育てる期間が短くてすみ、乾燥に強い。
亜鉛やマグネシウムが多く含まれ、カルシウム、銅、鉄分、カリウムや良質のたんぱく質と脂質も含まれ、動脈硬化や高血圧の予防に効果的。

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✩・ひえ(稗)

湿地や寒冷地、干ばつなどの環境でも短い期間で栽培でき、肥料はイネの半分ですむ。
現在はうるち種だけが栽培されていて、ひえだけを食べてもおいしくないので、米に混ぜて食べることをおススメ
たんぱく質や脂質、カリウム、カルシウム、マグネシウム、鉄、食物センイをバランスよく含んでいて、アレルギー除去食品としても知られ、穀物の中で最もアレルギーになりにくいとされている。

✩・小豆 

カラダを冷やして熱を下げる効果があり、利尿作用があることから、むくみや黄疸にも使用される。
はと麦といっしょに使うことによって、炎症をおさえて膿を出す解毒作用も高まる。

✩・黒豆

腎の機能を助ける働きがあり、水分代謝を高める効果や、血液の循環をスムーズにする。日常の健康維持できる効果や、治療の補佐まで幅広い効果が期待できる。

✩・緑豆 

涼性で、豆類のなかでも熱を整える作用や解毒効果が高いとされるが、胃腸が弱い人や冷え性には効果がない。
中国ではこれを砂糖などで煮て冷やした夏バテドリンクが有名で、口の渇きを癒す効果がある。

✩・そら豆 

熱にも寒にも属さず、胃腸の働きを強め利尿作用があるので、梅雨や夏場に食べるのにおススメ。
ただし固いまま食べたり、食べ過ぎた時には、消化不良を起こす場合もあるのでご注意。

✩・大豆  

熱にも寒にも属さない穏やかな平性食材で、子どもからお年寄りまで使用できる範囲は広い。
胃腸の機能を高め、疲れやすい人には元気をつける働きがあり、胃腸が弱い人はお粥で食べるといい。

✩・とうもろこし 

胃腸の働きを整え、水分代謝をよくする効果があり、蒸し暑い夏にはうってつけの食材。
コレステロールの値を下げて、高脂血症や高血圧にも効果があると言われています。

✩・はと麦 

たんぱく質が多く、アミノ酸のバランスもよくビタミンB2の含有量は玄米よりも多い。ビタミンB1、カルシウム、鉄分、食物センイを含有している。民間療法では、「イボ取り」に効果があるとされ、常食すると肌がなめらかになり、シミ、ソバカス、肌荒れの改善に効果があり、美しい肌をつくる。
薬効が穏やかなので、常用することが可能で、はと麦茶がある。
水分代謝をよくして、胃腸の機能を整える作用があり、薬膳では、リューマチなどの関節の痛みやしびれ、むくみをとるのに用いられる。

✩・小麦 

 
カラダを涼しくする微寒性食品で、熱があったり、精神面が不安定でおこるを抑える効果が期待できるのでオススメ。
ゆり根と一緒に食べると、動悸や不眠にはより効果がアップする。慢性の下痢には炒めて使う。

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