京都観光のひと味違う楽しみ方 神社仏閣のオモテとウラ 円通寺


円通寺には、庭園の背景に在る比叡山が聳える景色を庭園の一部として利用した、見事な枯山水庭園があります。
京都の北端・岩倉幡枝の「円通寺」は、 小田和正さんも好きで、京都に行くと良く立ち寄ると聞きました。
昨今の宅地開発の影響で、円通寺の比叡山の借景は、ご住職も、やがて消えゆくかもしれないという危機感をもっておられるようで、よけいに美しい景色が心にしみいり、刻んでおきたいと思うのです。

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庭園の背景に在る比叡山が聳える景色を庭園の一部として利用したもので、この比叡山の借景を得るために後水尾天皇が江戸時代に、12年もの歳月をかけて各所をまわってようやく探し当て、「比叡山がもっとも美しく見える場所」と称えて、自分の別荘を作ったのです。

o08000400131305091円通寺境内から60

季節や時間帯によって表情が変わり、違う景色が楽しめ、 縁側に腰掛けてしばしの間ひなたぼっこに、木漏れ日が降り注いで気持ちよくて・・・・ボーッと景色を眺める、贅沢な時間がすごせます。

住職が朗読していると思われるガイダンスのテープのお話によると、

円通寺は、元々は後水尾天皇が建てた幡枝離宮の跡で、修学院離宮とのつながりが深いようで、1659年に修学院離宮が出来た後、お寺になったとのことです。

円通寺があるところは、非常に閑静な場所ですが、近年は周辺の宅地開発により、この景観が失われることが懸念されている。
円通寺のご住職はこの景色を守るために何十年も前から尽力されてきて2007年、ついにこの景観を守るための条例ができたんだそうですが、時代の波をどこまで乗り越えることができるか・・・。

20年前の写真は、たんぼや花畑が広がる風景が写真に収められているのに、今はあと形もなく、住宅に変わっているのが現実です。
京都市内から離れているだけに、守っていくには地域・自治会の協力なども難しいのでしょうか?

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庭の石は、氷山の一角のように大きな岩の一部が顔を出しているに過ぎないのだそうですが、どんだけ大きい岩なんでしょう?。

境内に座って、比叡山を眺めると、柱や庭の杉の木、生垣に直線的に区切られたところがキャンバスになって、一枚の絵画のようです。
柱も杉の木も比叡山をいかに美しく見ようか・・・と考えて配置されているのだそうで、座る場所や時間によっても、色々な比叡山の表情を見せてくれます。
o045006001313050915円通寺庭園9

http://www.us-vocal-school.com/weblog/music_life/archives/000637.html

http://www.us-vocal-school.com/weblog/music_life/archives/0001025.html

臨済宗妙心寺派 大悲山 圓通寺
〒606-0015 京都市左京区岩倉幡枝町

拝観時間
4月-11月 午前10時~午後4時30分
12月-3月 午前10時~午後4時まで

交通・アクセス
・地下鉄烏丸線→京都バス併用:
・地下鉄で北山まで行って、前荻町というバス停から、46系統・岩倉村松行きのバスに乗る。
 前萩町バス停から円通寺道バス停まで、10分もかからずに到着。
・円中時道バス停~ 円通寺まで徒歩・約10分くらい。

☆ 京都駅→地下鉄 『北大路駅』下車、京都バス26、27「実相院」行き→→いずれも『円通寺道』下車徒歩10分

比叡山を借景にした景色が見られる寺院

正伝寺

正伝寺も、比叡山を借景に小堀遠州作の庭園を楽しむことが出来ます。
円通寺と同じ比叡山を借景にしていますが、比叡山との距離や位置が違うので少し趣が違ってみえます。

〒603-8847 京都府京都市北区西賀茂北鎮守菴町72

天寧寺(曹洞宗)
天寧寺の山門越しに見える比叡山が一枚の額ぶちに飾られた絵のようだと、「額縁門」と呼ばれているそうです。

 

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