身体のあちこちがカサつきむず痒くなったり、ちょっとした刺激で痛みを感じる乾燥肌、ドライスキン。
露出している顔や手よりも衣類で覆われている背中や足のほうがカサつきやかゆみを感じやすいのが特徴。

皮膚表面の角質層は私たちの身体から水分が失われないようにまた、外から細菌など有害な物質が体内に入らないように防ぐバリアの働きがあります。湿度が高く、汗をかくことが多い夏の季節は問題ないのですが、湿度が低く汗をかくことが少なくなるにつれて、皮膚から水分が失われて乾燥しやすくなります。

暖房の効いた部屋の中では・最適湿度が60~70パーセントなのですが、大きく下回る20パーセント台というケースも多くなります。

皮膚の角質層は、水分を保っていれば、すべすべして柔らかいのですが、水分を失うと硬くなって細かい亀裂やささくれができたり、皮膚が白い粉を吹いたようにも見えます。

健康な皮膚は、角質層に20~25パーセントの水分が含まれていますが、乾燥肌になると、水分量は10パーセント以下になってしまいます。

こうなると、皮膚が刺激を感じやすくなって、角質層のすぐ下まできているかゆみを感じる神経を刺激してむず痒く感じるのです。

身体が温まると、かゆみはますます強くなるので入浴したり、お布団に入ると我慢できないほどのかゆみに襲われることになり、たまらず、爪をたててかいてしまって、炎症や湿疹を起こしてしまう原因になります。

乾燥肌になったら、保湿剤を使う人が多いと思いますが、おもそも乾燥肌になりにくい皮膚になるためにはどうしたらいいのでしょうか?

保湿剤で多少は、痒い症状を抑えることはできますが、日常生活のなかで、乾燥肌になりにくい皮膚にするための入浴の方法を見直してみましょう。

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乾燥肌と入浴方法

ひんぱんな入浴というか、石鹸をつかってゴシゴシこすりすぎると、皮膚の脂肪を奪って乾燥肌の原因になるのです。
涼しくなるほどに、汗をかかなくなりますから、毎日入らなくても良いと考えたり、湯船につかるだけでいいのです。

それから、気持ちいいから・・・と、硬いナイロン製のタオルをつかっていませんか?
柔らかい木綿のタオルや、素手で洗うことをオススメします。
石鹸は、もちろん低刺激石鹸を使って、あまりゴシゴシと強く洗い過ぎないようにしましょう。

清潔志向が強すぎて、洗いすぎることが皮膚の脂肪を失い、乾燥肌をつくる原因になっているようです。

それから、湯船に充分につかって、皮膚に水分を含ませること。
40度のお湯に10分つかると、お風呂に入る前に比べて角質層の水分が1・5倍増えるというデータがあるそうです。

乾燥肌と加湿器

室内を暖房すると、空気が乾燥して乾燥肌をますます悪化させることになります。
暖房する時には、必ず加湿器を使うようにします。湿度計が50~60パーセントくらいになるまで、加湿します。
ただし、超音波式の加湿器は、タンクや本体の水の中に細菌やカビなどの微生物が繁殖しやすいので、加湿器病が出る心配があります。

加湿器は、加熱式か、フィルター式を使うことをオススメします。

加湿器病は、過敏性肺臓炎というアレルギー性の肺の病気で、せき・発熱・悪寒・全身に倦怠感(けんたいかん)をおぼえるなど、風邪に似た症状がでます。

その他、肌着は合成繊維ではなく、刺激の少ない木綿100パーセント素材のものを身につけるようにしましょう。
電気毛布はできるだけ、使わないほうが良いのですが、冷え性で電気毛布が無いとというかたでも、タイマーを使って、寝入るまでの時間だけ、使うようにしましょう。

食事に関しては、アルコールや香辛料などの刺激物はできるだけとらないようにする。
睡眠や休養を充分に取るように心がければ、乾燥肌の体質を徐々に改善させていくことは可能なのです。

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