京都観光 縁結びの神様 雲龍院の走り大黒は幸せを運ぶサンタクロース

公開日:  最終更新日:2015/12/14


NHK BSプレミアム「京都人の密かな愉しみ」では、ドラマ風の中に登場した「私の大黒さん」、雲龍院の「走り大黒様」が 縁結びの神様としても御利益があると紹介されていました。

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京都の東の端、泉涌寺の南の高台に雲龍院という寺があります。
泉涌寺の別院であり、さらには別格本山という格の高さを持つお寺です。

東山通りの新熊野から、山に向かって、けっこうきつい坂を登ります。

雲龍院のお寺の炊事場におられる、「走り大黒」さま。
鎌倉時代に作られたとされ、左足を一歩前に踏み出した姿が今にも走り出しそうな動きのある立像です。

雲龍寺大黒

大黒さんといえば、どっしりとしている印象なんですが、走り大黒さんは足を一歩踏み出すかんじで、確かに走ってはるかんじなんですね。
顔はちょっと、しかめっつらをされているどこか愛嬌があるお顔なんですが、大きな袋をかついで、一刻も早く福を届けたいと一生懸命福を運んではるお姿を想像させる、和製のサンタクロース。

安置されている場所は本堂の台所の中にあり、ちょっと入るのをためらわせますが、雲龍寺さんは懐が深いというか、気取らないお寺さんのようで、こうした日常を見せてくださいます。

「走り大黒」様は走ることが目的じゃなくて、「一歩踏みだせ」といってるような格好した大黒様だと教えてもらいました。
ご利益は「縁結び」だと言うのです。

雲龍院の「走り大黒様」をお参りすると、一歩踏み出す勇気を授けていただき、好きな人に告白することができて恋が叶う、また、良縁を引き寄せるという、島根県の出雲大社にも負けないぐらいのご利益があるらしいです。

雲龍院

1372年(応安5年)に後光厳天皇の発願に基づき竹巌聖皐上人が開いた寺です。
その皇子・後円融天皇はここに如法写経の儀を興そうと1389年(康応元年)に龍華院を建てられました。
そして後小松、称光両天皇もまたこの寺を尊崇され、4天皇が崩御された後は、後山に御分骨所が営まれています。

本堂の龍華殿(重文)には御本尊の薬師三尊が祀られ、この霊明殿には後光厳・後円融両天皇の尊像と北朝歴代の天皇のご位牌が祀られています。

雲龍院のお庭は名庭園の穴場

江戸時代に建てられた書院からは、苔庭の素晴らしい景色を眺めることができます。

雲龍院庭

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また、奥の書院の四角い窓は「迷いの窓」、丸い窓は「悟りの窓」と呼ばれています。
「悟りの窓」は禅における悟りの境地を表しており、春には紅梅やハナカイドウを楽しむことができます。

雲龍寺悟り

「迷いの窓」は人生の苦しみを象徴し、「生老病死四苦八苦」を表しているといわれています

訪れる人は少なく、時折響く板木の澄んだ音くらいですから、ひとり静かに悟りと迷いを楽しむことが可能です。

秋の紅葉のお庭がオススメですが、秋の紅葉の季節が終わったあとの、苔が主役のお庭も風情があります。

雲龍院

そして、縁側沿いにはサツキの刈り込みが長々と続いており、園内の丸い刈り込みと共に、初夏には綺麗な花を見せてくれそうです。
どうやらサツキの名所らしく、初夏になってサツキの花が見頃となる頃に、もう一度訪れてみたいと思っています。

雲龍院庭

毎月27日には(12月・1月・2月はお休み)「写経会法要」が、毎年4月27日には「如法写経会法要」が行われます。
もちろん、一般の方も気軽に写経体験ができます(拝観・抹茶料込みで1500円)。
団体の方は事前予約が必要ですが、少人数であれば、参拝の際に申し出れば当日でも大丈夫です。

所在地:〒605-0977 京都市東山区泉涌寺山内町36
TEL  :075-541-3916
料金 : 大人 400円
小人 無料
時間:9:00~16:30(無休)
駐車場有り(7台、無料  ※他に泉涌寺駐車場もあり)

交通アクセス
市バス「泉湧寺道」下車、徒歩15分
JR「京阪東福寺駅」下車、徒歩15分
公式ウェブサイトhttp://www.unryuin.jp/index2.html

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